くらし情報『“呪い”になる言葉もあるけれど…それでも信じたい言葉の力【尾崎世界観】』

2021年3月30日 20:15

“呪い”になる言葉もあるけれど…それでも信じたい言葉の力【尾崎世界観】

目次

・いつの間にか「選ばれる立場」になった
・芥川賞ノミネートに救われた
・囚われることもあるけれど、取り外す力もある「言葉」
“呪い”になる言葉もあるけれど…それでも信じたい言葉の力【尾崎世界観】

ロックバンド「クリープハイプ」のボーカル・ギター尾崎世界観さんの小説『母影(おもかげ)』(新潮社)が1月に発売されました。

マッサージ店で働く母の姿をカーテン越しに見つめる少女の視点からつづられた物語で「第164回芥川賞」の候補作品にも選ばれました。尾崎さんにお話を伺いました。前後編。

いつの間にか「選ばれる立場」になった

——前回のお話を伺っても、尾崎さんは言葉に対してすごくこだわりや思い入れがあるのかなと感じました。

尾崎世界観さん(以下、尾崎):そうですね。言葉を介さないと、コミュニケーションは成立しないので。でも、言葉に対しては「これでいいのかな?」と疑ってもいるんです。言葉に、すごく執着してしまうし、感情も左右されるけれど、それは文字や文章だけでなく、声も加わってのことなんですよね。

だから、最近は何でも書き起こされてニュースになるけれど、いろいろ考えてしまいます。実際には声と間を使って表現していることもあるし、あえてしゃべらないもので伝えていることもあるけれど、それもカットされて手軽に短時間で読めるような記事になってしまうのは怖いですね。

このインタビューも、きっと何かしらのキャッチがつくと思うんですけど、そこで興味を持たれるかどうかは分からない。

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