くらし情報『「地域にいることを積極的に楽しみたい」 明石市で地域密着の映画に出演する“週末女優”が生まれた理由』

2014年10月28日 18:00

「地域にいることを積極的に楽しみたい」 明石市で地域密着の映画に出演する“週末女優”が生まれた理由

「地域にいることを積極的に楽しみたい」 明石市で地域密着の映画に出演する“週末女優”が生まれた理由

「本番!ヨーイ、ハイッ!」

監督の鋭い声に助監督のカチンコの開始音が響く。日曜日の朝の10時前、兵庫県明石市の明石海浜公園で撮影は始まった。

「これほど自然や歴史、食文化が豊かなのに明石は神戸や姫路の影に隠れがち。素敵な街であることを知ってほしい」

そう語るのは「スタジオグリタ」主宰の竹内みのる監督。明石市を舞台にした映画『子午線に吹く風』を撮影中だ。この映画には、明石市を通る日本標準子午線(東経135度)から着想を得たキャラクター、時を司る神「時刻神」や明石名物「卵焼き」(明石焼)などが登場。誤解から恋人の航平と別れ、周囲にも心を閉ざすようになった主人公・麗子と、ふたりの別れにより歴史が狂わないよう時空間を超えて奮闘する時刻神の関係を描く。

映画のキーマンである時刻神を演じるのは地元明石市から周辺の播磨町、姫路市などでも活躍するフォークシンガー「ふじやん」だ。

しかし、スタジオグリタのメンバーには映画撮影や芸能活動で生計を立てている人はいない。新聞などで告知されたオーディションによって集まったメンバーは、会社員や学生、主婦など。学生時代演劇部に所属していた人、エキストラ経験がある人、舞台俳優、朗読劇をしている人など様々な経験の役者7人が休日に集まり演技や撮影をしている。

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