くらし情報『「人は、飽きる。幸せは自分で決める」 東大大学院を卒業した印度カリー子さんのこれから』

2021年4月28日 20:15

「人は、飽きる。幸せは自分で決める」 東大大学院を卒業した印度カリー子さんのこれから

そして、脳みその中でとにかくレシピを考えて、土日の試作できる時間に確実に仕留めていく。

——すごい……。

カリー子:当時は無駄な試作は絶対にしなかったですね。必ず実用性のあるものを試作する。脳内調理をし終えたものの、再現性を確認するだけ……くらいの気持ちでした。学生ではなくなった今は、そのころに比べればスケジュールに余裕ができたので、もう少し心のゆとりがある状態で試作をしています。

大学院卒業、これからのビジョンは?

——今年東大大学院修士課程をご卒業されたんですよね。おめでとうございます。学生でなくなったことによる変化は、ほかにもありますか?

カリー子:料理研究家にとって学生という肩書きは、年齢の近い方に共感してもらえる要素になる一方で、50代、60代の方からは敬遠されがちなものでもあります。既に長年家事をされている方にとっては、「学生の書くレシピなんて」と思われやすいんです。

そうした意味で、これまで届きづらかった年齢層の方に届くチャンスが生まれたとも思いますし、大学で学んだことを活かして、もっと超マニアックな人たちを狙うこともできるかもしれないと感じています。今、カレーのレシピ本を書いている人の中で、きちんと食品科学的な観点からスパイスを研究した人はいませんから、そこが私の強みにもなります。

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