くらし情報『ウイルスや細菌って生物? 抗生物質は効くの?【専門医に聞くやさしい免疫学】』

2021年5月31日 20:45

ウイルスや細菌って生物? 抗生物質は効くの?【専門医に聞くやさしい免疫学】

目次

・ウイルスって何もの?生物ではない?
・ウイルスや細菌に抗生物質は効く?
・聞き手によるまとめ
ウイルスや細菌って生物? 抗生物質は効くの?【専門医に聞くやさしい免疫学】

免疫のありかたが叫ばれる昨今、読者からは「そもそも免疫って何?高めるにはどうすればいい?」との声がよく届きます。そこで、『免疫入門最強の基礎知識』(集英社新書)の著書がある耳鼻咽喉科・気管食道科専門医の遠山祐司医師に連載で詳しく尋ねています。

前回の第9回では、感染症の原因となる「ウイルス・細菌・真菌(カビ)」はどう違うのかについて紹介しました。今回・第10回では、ウイルスや細菌とは何ものなのか、生物なのか、また抗生物質は効くのかについて聞きました。

遠山祐司先生

ウイルスって何もの?生物ではない?

——前回(第9回)では、「ウイルスは生物ではない。細菌と真菌は生物である」ということでした。ではウイルスとはいったい、何ものなのでしょうか。

遠山医師:まず、生物の定義とは、次の3つが条件とされています。

(1)自分と同じものをつくれること(自己複製する。自分の遺伝子を受け継ぐ子孫を自分でつくれることという意味)

(2)細胞で構成されていること(体が膜で仕切られている)

(3)代謝を行うこと(エネルギーを燃焼して生命維持活動を行う)

ヒトの場合はこの3つを満たすので、生物です。

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