過去の私は自己肯定感の低さゆえ、全力で頑張って結果を出さないと自分を認められなかった。
*『ジョジョの奇妙な冒険』第1部『ファントムブラッド』の登場人物
それは「お前みたいにガサツな女は結婚できない」等など、毒親に否定的な言葉をかけられて育った影響が大きかった。
私はガサツな性格だが、そのぶん夫が部屋を散らかしても気にならない。つまり「ガサツだから結婚できない」は「大らかだから夫婦円満」に言い換え可能なのだ。
また私は整理整頓や規則正しい生活が苦手で、ていねいに暮らせないことがコンプレックスだった。
けれども夫に「ていねいな暮しは狙撃されやすい」「部屋に障害物が少ないし、毎日決まった行動パターンだから敵に動きを読まれやすい」と言われて「ていねいな暮しが苦手だから、狙撃されにくいのさ」と思えるようになった。「逆に褒めるトレーニング」を続けると思考のクセが変わってくるので、試してほしい。
3.寝起きに褒め言葉を唱える
これは田中圭一さんの著書『うつヌケ』で紹介されていた方法だ。
「朝起きぬけで意識がハッキリしない時って、顕在意識と潜在意識の境界があいまいになっているので、潜在意識に言葉がスッと入ってしまいやすいのさ」
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