くらし情報『私は頑張らないで出世するの…“定時で帰る主人公”が示す働く女性のロールモデル』

2021年7月8日 20:00

私は頑張らないで出世するの…“定時で帰る主人公”が示す働く女性のロールモデル

目次

・生きてる時代が違っても感じていることは変わらない
・『大豆田とわ子』で描かれた“女社長”
私は頑張らないで出世するの…“定時で帰る主人公”が示す働く女性のロールモデル

2019年に吉高由里子さん主演でドラマ化もされた朱野帰子(あけの・かえるこ)さんの小説『わたし、定時で帰ります。』(新潮社/以下、わた定)の第三弾「ライジング」が4月に発売されました。定時帰りをモットーとする結衣の奮闘を描いた人気シリーズで、「ライジング」では、残業代を稼ぐ目的で必要のない残業をするいわゆる「生活残業」に切り込みます。

最終回は「働く女性のロールモデル」をテーマに伺いました。

生きてる時代が違っても感じていることは変わらない

——1巻はインパール作戦、2巻の「打倒!パワハラ企業編」では忠臣蔵、そして今回の「ライジング」では製糸工場の女工たちの話が登場します。歴史上の出来事や人物を登場させるのはどんな意図なのでしょうか?

朱野帰子さん(以下、朱野):日本人が組織をつくろうとすると似たような失敗をするのではないか、と思ったのが出発点です。私が新卒で就職した会社は企業のマーケティングを支援する企業だったのですが、入社してすぐ渡された本が『マーケティング・ミステイクス』だったんです。コカ・コーラなど世界の名だたる大企業がおかしてきたマーケティングの失敗について書かれているのですが、すごく面白くて。

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