くらし情報『心臓、脳、腎臓も…高血圧だと何がどう悪いのか【臨床内科専門医が教える】』

2021年9月10日 21:55

心臓、脳、腎臓も…高血圧だと何がどう悪いのか【臨床内科専門医が教える】

目次

・動脈硬化から狭心症や心筋梗塞、心肥大に
・脳梗塞や脳出血の原因に
・腎臓にも大きなダメージが
・高血圧は自覚がない「サイレントキラー」
・聞き手によるまとめ
心臓、脳、腎臓も…高血圧だと何がどう悪いのか【臨床内科専門医が教える】

「高血圧と言われた、どうする?」と題し、日本臨床内科医会常任理事で同会認定専門医の正木初美医師に連載でお話しを聞いています。

第1回(リンク先は文末参照)は、高血圧と診断される基準について、第2回(同)は病院や家庭で測定したときに数値が違う理由について、第3回(同)は家庭で血圧をうまく測る方法について伝えました。今回は、ではいったい、高血圧の何がどう体に悪いのかについてお尋ねします。

正木初美医師

動脈硬化から狭心症や心筋梗塞、心肥大に

——高血圧とは、医学的基準から考えて血圧が慢性的に高い状態であるということでした。体にさまざまな悪影響を及ぼすということですが、具体的にはどういう症状が現れるのでしょうか。

正木医師:高血圧とは、血管を流れる血流の圧力が高くなっているため、いつも血管に負担がかかっている状態です。すると血管の内壁の柔軟性がなくなって硬くなる、傷つく、コレステロールがくっつくなどして「動脈硬化」が進みます。この動脈硬化が問題なのです。

動脈は全身に酸素と栄養を運ぶ血管ですが、中でも多量の血液を必要とする心臓と脳にダメージが及びます。

心臓には冠動脈(冠状動脈)

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