くらし情報『最初は嬉しくなかった褒め言葉…「ムーミン」誕生に秘められた“人間らしい”足掻き』

2021年10月2日 13:00

最初は嬉しくなかった褒め言葉…「ムーミン」誕生に秘められた“人間らしい”足掻き

目次

・「私は芸術家よ」いちいち訂正していたトーベ・ヤンソン
・人が“生きづらさ”を募らせるとき
・耳が痛いスナフキンの囁き
・ムーミンに込められた“人間らしい”足掻き
最初は嬉しくなかった褒め言葉…「ムーミン」誕生に秘められた“人間らしい”足掻き

日本をはじめ世界中で愛されている「ムーミン」を生み出したトーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』が10月1日(金)から公開されました。第二次世界大戦下のフィンランドで不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始めたヤンソン。著名な彫刻家の父との軋轢や、舞台演出家のヴィヴィカ・バンドラーとの激しい恋を描いています。

近著『ニッポンのおじさん』(KADOKAWA)や『往復書簡 限界から始まる』(幻冬舎)も話題の作家の鈴木涼美(すずき・すずみ)さんに寄稿いただきました。

「私は芸術家よ」いちいち訂正していたトーベ・ヤンソン

「優秀な風刺画家だ」という紹介は、”芸術家”の彼女には不本意なものだった。彼女はすかさず「芸術家よ」と訂正する。生きていくために描いている風刺画やイラスト、子供向けの新聞漫画を褒められるとザラッとした居心地の悪さを感じる。たとえそれが、自分が情熱を傾ける魅力的な相手からの絶賛の言葉であったとしても。

日本でも長く愛されているムーミンの作者トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画「TOVE/トーベ」は、ムーミンの物語を大々的に世に送り出す直前の彼女の葛藤に一つの焦点が当てられている。

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