くらし情報『「普通だよ」よかれと思って人を刺さないために【アルテイシア】』

2021年10月13日 20:45

「普通だよ」よかれと思って人を刺さないために【アルテイシア】

目次

・「全然、普通に見えるよ」に反省した理由
・「じゃあどんな人だったら発達障害に見えるの?」
・気のきいたアドバイスとかいらないので
・みんなちがって、みんなつらい
・STOP!マイクロアグレッション
・「自分は偏見がない」と思っている人ほど偏見や差別に鈍感
「普通だよ」よかれと思って人を刺さないために【アルテイシア】

ひがみ、ねたみ、そねみなのか、無邪気なのか。アドバイスかクソバイスか……。私たちをモヤっとさせる言葉を収集する「モヤる言葉図鑑」。

作家のアルテイシアさんと一緒に「モヤる言葉」を観察していきます。今回は「普通だよ」です。

「全然、普通に見えるよ」に反省した理由

「私、めっちゃ失敗するので」

そうドヤ顔をキメる我である。私の職業が外科医だとヤバいが、野良作家なので失敗するたびに反省して、コラムに書いたりしている。

たとえば10年以上前、発達障害の診断を受けた知人に対して「〇〇ちゃんは全然普通に見えるよ、大丈夫だよ」と言ってしまったことがある。

当時の私は良かれと思って「普通に見える」と発言した。「発達障害に見えない」と伝えることが、励ましになると勘違いしていた。

一方、言われた相手は「(見えなくても)自分はずっと苦しんできたし、今も苦しんでいるのに」「世間の“普通”に合わせるために、必死でがんばっているのに」と思っただろう。自分の苦しみや努力を無視されたように感じただろう。

日本は「人数が多い方が正しい」「みんな“普通”になれ」という同調圧力の強い社会だ。

私自身もそのプレッシャーに苦しんできたのに、“普通教”を刷り込まれていたのだと思う。

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