くらし情報『細胞をケアするってどういうこと?「老化」する前にやっておくこと』

2021年10月31日 17:50

細胞をケアするってどういうこと?「老化」する前にやっておくこと

目次

・人が病気になったり、老化する理由
・「適度な運動、健康的な食事、腹八分」細胞のために大事なこと
・「老化」する前に、細胞をケアする
細胞をケアするってどういうこと?「老化」する前にやっておくこと

人生100年時代と言われ、いかに健康的に生きられるかは多くの人が望むところなのではないでしょうか?

そんな中、注目されているのが「オートファジー」という言葉。オートファジーとは、細胞内のリサイクルシステムのことで、体の健康にとってとても重要な役割を持っています。

そこで今回は、細胞と健康の関係性や、私たちの健康のカギを握るオートファジーについて、大阪大学栄誉教授で細胞博士の吉森保(よしもり・たもつ)先生にお話を聞きました。

※本記事は「フラコラカルチャー」で開催されたイベントをウートピ編集部で再編集したものです。

大阪大学栄誉教授で細胞博士の吉森保先生

人が病気になったり、老化する理由

——細胞の働きは、年齢が上がるとともに低下していくのでしょうか?

吉森保先生(以下、吉森):老化とは、細胞の機能が低下していくことを指します。前回、「細胞も病気になる」というお話をしましたが、細胞の中で行われている社会活動がうまくいかなくなると、最終的には機能不全になって細胞自体が死んでしまいます。老化というのは、全身の細胞の機能が徐々に落ちていく状態になるわけです。

しかし、細胞には前回お話ししたオートファジーのような仕組みがあるので、本当だったら病気にもならないし、老化もしないはずなんですね。

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