くらし情報『生理も更年期も…「経験の違い」を考えてみる 産婦人科医・高尾美穂さんに聞く(2)』

2021年12月8日 20:31

生理も更年期も…「経験の違い」を考えてみる 産婦人科医・高尾美穂さんに聞く(2)

という言葉はほとんど使われていませんでしたから。

更年期障害は、例えるなら「遅刻してきた生徒」

高尾:一方、「更年期」という言葉からは「更年期障害」をイメージする人が多い*と感じます。更年期は、あくまで思春期などと同じ「人生においてのある時期」なのですが、どこか良くないイメージがありますよね。

【言葉の定義についてさらに詳しく】更年期、更年期症状、更年期障害、閉経の違い『いちばん親切な更年期の教科書』

——イライラして怒りっぽくなるとか、ほてり、不眠……そういう不調がくると聞くのでちょっと怖いです。

高尾:今おっしゃったような「更年期症状」を感じる人たちは、全体の6割。治療をしないと日常生活に支障がでてしまうほど症状が強く出る人たちは、全体の3割程度です。この場合の3割が「更年期障害」にあたります。要するに、6、7割の人は更年期を迎えてもそこまで困っているわけではないのです。

——更年期がくると、更年期障害もセットなのかと思っていました。

高尾:たとえば、遅刻してきた生徒が教室に駆け込んでくると目立ってしまうように、数は多くなくても目立つ状態のほうに印象が強く残ることはありますよね。

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