くらし情報『腸内環境、女性ホルモンが影響…便秘と肌荒れの関係は?【臨床内科専門医が教える】』

2021年12月8日 21:45

腸内環境、女性ホルモンが影響…便秘と肌荒れの関係は?【臨床内科専門医が教える】

正木医師:月経前には肌トラブルのほか、便秘にもなりやすいでしょう。いずれも、月経前に分泌が増えるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響によるものです。プロゲステロンは排卵日から月経直前にかけて分泌量が増えます。

その影響で、この間は、妊娠に備えて水分やナトリウムをため込み、腸のぜん動運動を鈍らせる傾向にあるため、便秘になりやすいのです。

またこの期間は、自律神経の交感神経が優位になりがちです。交感神経が優位なときは腸の消化吸収活動は抑制されるので、これもまた月経前便秘の原因のひとつと考えらえます。

このころ、同時に肌荒れ、むくみ、イライラも生じるでしょう。それらは月経前便秘になる原因と同じで、女性ホルモンの影響です。

——そういえば、月経が始まるとおなかがゆるくなり、肌荒れも改善されるという声が多いです。

正木医師:それは、月経開始から排卵直後まで分泌量が増えるエストロゲン(卵胞ホルモン)の働きによります。エストロゲンはコラーゲンをつくって皮膚を保湿し、潤いを与えます。また全身の代謝を促し、溜め込んでいたものを排出するように作用します。

ただし、更年期のころからこのエストロゲンの分泌量は激減するので、肌は潤いをなくして乾燥し、シミ、シワ、たるみ、くすみと多くのトラブルが生じてきます。

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