くらし情報『僕が“ポップな歌”を作り続けてきた理由【水野良樹】』

2021年12月18日 14:59

僕が“ポップな歌”を作り続けてきた理由【水野良樹】

っていうことを考えると、どんどん歌の幅が広がっていってテーマも変わってくるんですよね。

だから、死とは全然関係ない恋の歌を歌っていても、根幹ではそういうところにつながっている。例えば、今までだったら「終わらない恋」という歌詞があったら、「いや、終わるから」「書きたくない」って思っていました。恋というものは、人生という限られた時間のなかで起こる一瞬の出来事だと考えていたんです。でも、今は「思い出として恋をどう感じるか?」という考え方に変わりつつあります。年を取ったからかもしれないけれど、そういうふうに歌のテーマが変わっていくと、歌が違ったものになっていく気はします。

“万人受けする歌”を目指してきた理由

——今回のエッセイ集の「桜のような歌を書きたい」という章でも歌やポップソングの役割についてつづられています。「万人受けする歌を目指してきた」というのはなぜですか?

水野:もちろん、売れたいという気持ちもありますし、褒められたいという欲望もあるんですけど……。ただ、そういう一面的なものだけじゃなくて、単純に「僕」という人間の限界を超えたほうがいいなって。

例えば、僕が影響を受けた曲を作った人で、坂本九さんや永六輔さんは亡くなっていますけど、影響を受け続けている。

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