
冬など空気が乾燥するときは、鏡を見るたびに髪のバサバサ感や、枝毛、切れ毛が気になります。手入れをしなければと焦りつつ、どうすればいいのか悩むことはありませんか。そこで、美容師で美髪ケアを追求する三谷遥さんに、冬に実践するべきヘアケアのコツを聞いてみました。
空気の乾燥、静電気、血流悪化でツヤなし髪に
三谷さんはまず、冬のヘアケアで気をつけたいことについてこう話します。
「冬は空気が乾燥していること、温風が漂う屋内では湿度が低くなること、風が髪にあたり続けることなどで、毛髪と頭皮ともに乾燥します。また空気の乾燥や湿度が低下した環境で髪同士がすれると、静電気が発生しやすくなります。さらに、寒さで毛細血管が収縮して頭皮の血流が悪くなると、毛髪に十分な栄養が行き届かないようになります。
これらの影響で髪がバサバサになり、枝毛や切れ毛が増えます。全体として、潤いやツヤがないダメージヘアに見えるでしょう。
そのため冬のヘアケアでは、毛髪と頭皮の乾燥、静電気、頭皮の血流不良への対策がかかせません。実践したい冬のヘアケアの3つのコツを紹介します」
(1)保湿のコツ
乾燥を防ぐために、次の方法で保湿をしましょう。
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