くらし情報『“傷つき”を恐れる時代だからこそ考えたい「傷つくかもしれない関係の価値」【東畑開人】』

2022年4月9日 13:00

“傷つき”を恐れる時代だからこそ考えたい「傷つくかもしれない関係の価値」【東畑開人】

例えば、「親戚の目があるから離婚しない」というのは昭和的だし、ただの不自由だけれど、自由な時代でいつ離婚してもいいのに「この人と一緒にいることを選び取っていく」というのはお互いの人生に責任を持っていくあり方ですよね。そんなふうにナイショの関係の抑圧的ではない側面を語りたかったというのはあります。

——「ナイショのつながりとは、傷つけあう関係のこと」とありましたが、自分を振り返ってみても、傷つきが怖いあまり密接な人間関係を避けてしまう部分があるなあと思いました。

東畑:一緒に暮らしていても、本当のことは話せないとかね。

本の中でも、「“本当の自分探し”の時代から、“本当のつながり”へ」というようなことを書いたと思うんですけれど、「他者とつながるために本当の話をするって、どういうことなんだろう?」ってなりますよね。自分が苦しいことをシェアすることはあるけれど、僕は相手との一対一の関係において、「あなたのこれに傷ついていた」と言うことに価値があることを、この本の中では強調したかった。つまり、2人の関係について、2人でしっかり話をする。周りの人から見たら理解できないことでも、「2人にとっては真実である」

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