くらし情報『「厳しいしつけ」が子どもの人生を破壊する 児童虐待は26兆円の経済損失とユニセフが発表』

2015年6月9日 12:00

「厳しいしつけ」が子どもの人生を破壊する 児童虐待は26兆円の経済損失とユニセフが発表

「厳しいしつけ」が子どもの人生を破壊する 児童虐待は26兆円の経済損失とユニセフが発表

ユニセフ(国際連合児童基金)は6月2日、子どもへの虐待が多大なる経済的損失を生じさせるとの報告を発表した。東アジア・太平洋地域においては、全地域のGDPの2%に相当する2,090億ドル(年間)、日本円に換算すると約26兆円にものぼるという。

虐待を分類すると、暴力をふるって体に危害を加える「身体的虐待」、性的な行為を強要したり見せたりする「性的虐待」、養育や保護の責任を放棄する「ネグレクト」、暴言を浴びせるなどの「精神的虐待」、夫婦間DVなどの「家庭内暴力の目撃」の5つに分かれる。このうち、経済的損失がもっとも高いとされたのが「精神的虐待」だ。

厳しい躾が「精神的虐待」であることも
精神的虐待の例を具体的に挙げると、

・大きな声で叱責、罵倒される
・「バカ」、「グズ」、「ブス」など、人格を否定する言葉や扱いを受ける
・正当に評価してもらえず、きょうだいと差別される
・常に監視され、一方的なルールに従うことを強要される
・選択の自由や決定権を奪われ、行動を支配される

などがある。実はこれらは、虐待であるという認識を持たれないままふるわれていることも多い。「厳しい躾」は昔から美徳として扱われてきたし、親が子どもの人生をコントロールすることも社会的に容認されてきた。

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