くらし情報『子ども時代の不幸は、子ども時代で終わらない 『居所不明児童』著者が語る、虐待が生む負のスパイラル』

2015年6月16日 18:00

子ども時代の不幸は、子ども時代で終わらない 『居所不明児童』著者が語る、虐待が生む負のスパイラル

子ども時代の不幸は、子ども時代で終わらない 『居所不明児童』著者が語る、虐待が生む負のスパイラル

小中学校のころをふり返ってみてください。いわゆる「お勉強」だけでなく、集団生活の送り方、人との距離の取り方、目上の人との接し方などなど、私たちは思っている以上に多くのことを学んできました。挙げればキリがないほどで、教育基本法でも義務教育を「各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培う」ものとしています。

では、そんな大事な時期を丸ごと奪われている子どもがいるとしたら?

「消えた子どもたち」といわれる「居所不明児童」。みずからの意思で登校を拒否しているわけではなく、虐待や貧困、家庭崩壊が原因で社会に「いない」ことになっている子どもたち。厚労省の調査によると、2014年5月時点でそんな子どもたちの数は2,900人以上に上るといいます。これまでほとんど表面化してこなかった存在を取材し、『ルポ 居所不明児童: 消えた子どもたち』(ちくま新書)に著したジャーナリストの石川結貴さんに、その実態と背景にある問題を伺いました。

住民票がない子どもたち
――本書に出てくる子どもたちは「居どころがわからない」というより「社会から見えなくなっている」状態に置かれています。なかには11歳から家族とともにホームレス生活、という過酷な人生を歩んできた亮太くん(仮名)

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