くらし情報『性的搾取、安楽死、アルコール中毒…「問題から目をそらさない」北欧映画の魅力』

2016年2月5日 15:00

性的搾取、安楽死、アルコール中毒…「問題から目をそらさない」北欧映画の魅力

すでに死ぬ日は決まっていて、その前に家族で集まって一足早いクリスマスパーティーを開くのですが、そこでの家族のやりとりで、私たち観客はそれぞれの抱えている事情や思惑を知っていくんですね。例えば、母親が「もう、何ヶ月も話し合ったことじゃない」って言うセリフがあるんですけど、そこで観客は「ここに至るまでに色んなことがあったんだな」と察する。

性的搾取、安楽死、アルコール中毒…「問題から目をそらさない」北欧映画の魅力

『サイレント・ハート』

――実際には描かれない過去のシーンを、イマジネーションで補完していくわけですね。

TNLF:そう。どうやら次女は、以前に自殺未遂をしたことがあるようんだな、とか。彼女が連れてくるどうしようもないボーイフレンドが、第三者としてお母さんの気持ちを理解できたり。そういう距離感を丁寧に描いていて面白い作品です。

――今回は最新作『ウィ・アー・ザ・ベスト!』(13年)がようやく日本初上映されるルーカス・ムーディソン監督ですが、彼の『リリア -4ever-』を上映した時の反応はどうだったのでしょうか。

TNLF:第一回にしては、かなり人が入ったと思います。すでに観ていた人たちからも、「やるんだね!」という驚きと喜びの反応をたくさん頂きました。


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