くらし情報『インターネットが“感情の劣化”を深刻化させる 宮台真司が語る、現代社会を生き抜く術』

2016年2月29日 15:00

インターネットが“感情の劣化”を深刻化させる 宮台真司が語る、現代社会を生き抜く術

目次

・不穏な時代を生き抜くには、どうすればいいのか?
・「グローバル化」と「IT化」によって格差が拡大した
・“感情の劣化”が民主主義に危機をもたらす
・政治が人々の「攻撃性」「排外的思想」をあおる
・社会の合理化によって、人間が「入れ替え可能」な存在になる
・「全体主義」で社会を統合すれば、国は滅びない。しかし…
・インターネットが「攻撃性」を後押ししてしまう
・これからは「マイクロユニット=顔が見える範囲」での活動が重要になる
インターネットが“感情の劣化”を深刻化させる 宮台真司が語る、現代社会を生き抜く術

IS(イスラム国)の拡大による戦争やテロの深刻化、対立を深める欧米とロシア、北朝鮮の脅威など国際社会の混乱は枚挙にいとまがない。また、自国に目をやれば格差の拡大や貧困率の上昇など、不穏な状況が続いている。

不穏な時代を生き抜くには、どうすればいいのか?

明るい未来を描きにくい時代の背景にある、根本的な構造の歪みとは何なのか?そして、私たちはどのようなスタンスで、これからの時代を生きていけばいいのか?当然、答えは簡単に導き出せるものではないが、答え無き時代を生き抜くヒントを提示しているのが書籍『社会という荒野を生きる。』(KKベストセラーズ)。最近話題のニュースや事件をもとに、社会が抱える問題の本質に迫る同書。著者である社会学者の宮台真司氏のトークイベントが、ジュンク堂書店池袋本店で開催された。

『社会という荒野を生きる。』(KKベストセラーズ)

『社会という荒野を生きる。』(KKベストセラーズ)

インターネットが“感情の劣化”を深刻化させる 宮台真司が語る、現代社会を生き抜く術


「グローバル化」と「IT化」によって格差が拡大した

まず語られたのは、グローバル化と格差との関係。格差の拡大はグローバル化によって、「人」「モノ」「カネ」が国境を超えるうえで制限が緩和されたこと、そしてIT化が進んだことに起因すると宮台氏は指摘する。

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