くらし情報『「女の子はピンクが好き」のイメージはなぜ? 社会が着せる“ピンク色の鎧”との戦い』

2016年3月30日 19:58

「女の子はピンクが好き」のイメージはなぜ? 社会が着せる“ピンク色の鎧”との戦い

ホワイトでもブルーでもない「ピンクカラーの職業」とは?

――本書では、サービス系やケアワーク系、美容系やアシスタント系といった「女性の職業」と見なされがちな職種をピンクカラーと書いています。ピンクカラーへの憧れが、日本女性の社会進出を遅らせていると。

堀越:ピンクカラーとは、1978年に社会評論家のルイーズ・カップ・ハウが刊行した書籍から生まれた造語です。サービス系で言うと花屋やパン屋、ウェイトレスといった店員や、ヘアメイクやネイリストといった美容系は、女児向け玩具や人形では定番ですよね。これらの職業を目指すことが間違っているわけでは決してありませんが、人口の半分を占める女性がピンクカラーの道に集中すると“いくらでも替えが効く”状態になり、低賃金での雇用や、「誰でもできる仕事なら若い女性が良い」という理由のリストラなどの問題が生じます。再就職しようにも事務職の募集には女性が殺到し、40歳を過ぎたらフルタイムパートしかない、となってしまう。――なぜ女の子はピンクカラーに向かうのでしょう?

堀越:玩具やアニメで目につきやすいキラキラした職業や、親などの周囲の大人たちが就いている職業以外に選択肢が浮かばないのではないでしょうか。

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