くらし情報『乗り越えたら撃たれる「壁」のある世界―パレスチナの若者が思う、平和を妨げるもの』

2016年4月19日 20:00

乗り越えたら撃たれる「壁」のある世界―パレスチナの若者が思う、平和を妨げるもの

目次

・若者の現実を描く、初の100%パレスチナ映画
・太陽が隠れるほどの壁に囲まれた生活
・涙をこらえられないひとつのシーン
・結婚事情にみる、被占領状態ゆえの閉鎖性
・変わりつつあるパレスチナの女性
・米国に拠点を移して見えてきたもの
・平和を妨げるのは、互いに対する「恐れ」の気持ち
乗り越えたら撃たれる「壁」のある世界―パレスチナの若者が思う、平和を妨げるもの

解決の兆しが見えないパレスチナ問題。日本人にとってテレビやインターネットのニュースの向こう側にある遠い世界の話かもしれないが、当然、そこにも青春を送り、恋をする若者たちがいる。公開中の映画『オマールの壁』は、イスラエルが建設を進める「分離壁」(※1)に囲まれたパレスチナ(※2)の町に生きる若者たちの現実を、恋や友情、そして裏切りを交えて描く。

※1:イスラエルが「パレスチナ人による自爆テロを防ぐためのセキュリティ・フェンス」という名目で2002年からヨルダン川西岸地区で建設を開始した壁。高さ8m、全長700kmにおよぶ。イスラエルとパレスチナの境界に沿って建設されているわけではなく、大部分がパレスチナ内に侵入して町を分断。実質的にはイスラエルの領土拡大のための建造物である。

※2:狭義には、イスラエル・ヨルダン川西岸地区とガザ地区からなるパレスチナ自治区を指す。

若者の現実を描く、初の100%パレスチナ映画

主人公のオマールは、町を横断する分離壁を乗り越え、向こう側に暮らす幼なじみのタレクとアムジャドに会いに通っていた。3人は、武装組織から武器を入手し、イスラエル兵の襲撃を計画中。

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