くらし情報『ストーブを60回燃やす特集を企画 とと姉ちゃんと『暮らしの手帖』』

2016年4月25日 20:24

ストーブを60回燃やす特集を企画 とと姉ちゃんと『暮らしの手帖』

名物編集長の死、直後の売り上げは90万部を記録

花森安治が亡くなったのは1978年。

装丁や企画の指示などすべてを監督していた花森の死は『暮しの手帖』にとっても、また出版界にとっても大きな出来事でした。花森亡き後、実質編集長のような立場を任された鎭子のプレッシャーは相当のものだったでしょう。

しかし、花森が亡くなった直後の号の売り上げは90万部を記録し、これまでにない快挙を成し遂げることになりました。鎭子は花森の意志を継ぎながら、彼女らしさを新たに加えた『暮しの手帖』を作ることに成功したのです。

死ぬまで守り続けた師匠・花森とのある約束

鎭子は会社を作る時、「女性が働ける会社」を目指しました。

女性が結婚・出産しても戻って働けるような職場を作ろうとしたのです。しかし、当の鎭子は生涯独身を貫きます。そして出版業界が斜陽になり、経営が苦しくなると土地を売るなどして会社を守りました。

実は、鎭子は雑誌を作ることを決意した時に花森と2つの約束を交わしていました。「結婚はしない」「私財を投げ打っても会社を守る」。鎭子はこの花森との約束を守り抜いたのです。そして2013年、93歳で亡くなりました。

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