くらし情報『「キレる世代」と呼ばれた82年生まれ 肌で感じていた、時代の閉塞感』

2016年6月27日 15:00

「キレる世代」と呼ばれた82年生まれ 肌で感じていた、時代の閉塞感

目次

・「キレる」同世代を見つめてきた
・少年Aや加藤智大に形づくられた自意識
・「時代を閉塞感が支配している」
・“見られる”訓練をしたプリクラ世代
・『アラサーちゃん』と『東京タラレバ娘』の違い
「キレる世代」と呼ばれた82年生まれ 肌で感じていた、時代の閉塞感

神戸連続児童殺傷事件(1997年)の少年A、黒磯女教師刺殺事件(1998年)の少年、西鉄バスジャック事件(2000年)の「ネオむぎ茶」、秋葉原無差別殺傷事件(2008年)の加藤智大——彼らは、みな、1982年前後に生まれました。その影響で1982年前後に生まれた世代は「キレる14歳」「キレる17歳」と呼ばれ続けてきました。

現在30歳前後となり「ロスジェネ世代」と「ゆとり世代」の間に挟まれ、新たに名前をつけられることがなかった「1982世代」は何を感じているのでしょうか?『1982 名前のない世代』(宝島社)を上梓した著者の佐藤喬(さとう・たかし)さんに、この世代に共通するもの、さらにこの世代の女性について伺いました。

「キレる」同世代を見つめてきた

——1983年生まれの佐藤さんが、当事者として世代論を書いた理由とは?

佐藤喬さん(以下、佐藤):実は、僕は世代論が嫌いなんです。同じように、同世代の古市憲寿さん(85年生)、評論家の古谷経衡さん(82年生)さん、ライターの武田砂鉄さん(82年生)なども、「世代論は好きではない」と明言しています。これまで散々「キレる世代」と言われ続けたことに反感もありますし、世代論自体も劣化している。

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