くらし情報『「キレる世代」と呼ばれた82年生まれ 肌で感じていた、時代の閉塞感』

2016年6月27日 15:00

「キレる世代」と呼ばれた82年生まれ 肌で感じていた、時代の閉塞感

しかし一度この世代を語らないと、次のスタートを切ることができないのではないかとも感じました。

本書は、この世代が通過した事件を時系列に並べ、そこに向けられた社会の視線を検証する「『世代論』論」であり、俗流世代論の否定です。ですから、この世代の特徴を「ゆとり」や「さとり」など、無理矢理ひとつの特徴で表現することは避けました。

——この世代にはオリエンタルラジオ(82、83年生)や、マリナーズの青木宣親さん(82年生)など著名人もいますが、犯罪者に注目した理由は?

佐藤:犯罪者たちは特殊なアウトローたちですが、彼らが結果的にこの世代の“顔”となりました。彼らを取り上げた理由のひとつは、彼らを通してこの世代に対する世間の視線を分析し「世代論」を論じられるから。また、アウトローである彼らと、はあちゅうさん(86年生)に代表されるような「いい大学」「いい会社」を通過しその中で面白いことを画策する「体制内アウトロー」、そして平凡な僕という3者に共通する普遍的な要素があるならば、それこそがこの世代を特徴づけるものなんじゃないかと。

少年Aや加藤智大に形づくられた自意識

——今回、この本で、1982年世代に犯罪者が多いことに初めて気がつきました。

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