くらし情報『「代わりのある仕事」は1秒たりともしたくない マタニティ・ファッションの先駆者・青木愛さん』

2016年8月31日 15:10

「代わりのある仕事」は1秒たりともしたくない マタニティ・ファッションの先駆者・青木愛さん

あの世界を日本に紹介しなくてはという使命感がありましたね。

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「世の中の片側しか見ていなかった」と気づいて

──アメリカではチャリティ活動にも目覚められたそうですね。青木:それも自分の出産がきっかけでした。日本では出産の時、貧困が原因で妊婦さんが命を落とすことはほとんどないでしょう?安心安全に産めて当たり前の世界です。しかし、アメリカではまず保険がない。セントラルパークが見渡せる個室で、何万ドルも使って安全に優雅に出産する人もいれば、同じ建物の下の方の階では、大部屋に黒人やヒスパニックの人が押し込められて、劣悪な環境で出産を待っている。

妊婦のひとりとして、そういう状況を見てしまい、胸に刺さるものがありました。それまでの私は、ファッション誌というラグジュアリービジネスの中にいて、すごく恵まれた女性ばかりを取材していた。また、そういう世界をもてはやしていた。でも、世の中の片側しか見ていなかったのでは?と考えました。

そこで起業するのと同時に、妊婦さんに寄付ができる団体がないかと調べたところ、ジョイセフ(途上国の妊産婦を守る活動を行っている公益財団法人)の存在を知り、起業するタイミングでプレゼンしに行きました。

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