くらし情報『“子どもがいない場所”から見える風景 西川美和監督インタビュー』

2016年10月10日 14:00

“子どもがいない場所”から見える風景 西川美和監督インタビュー

目次

・「子どもがいないまま生きてきた、都心で暮らす中年」
・子どもがいないことで「欠落感」を感じることもある
・子育ては、もっと社会全体でやってもいいのではないか
“子どもがいない場所”から見える風景 西川美和監督インタビュー

「ゆれる」「ディア・ドクター」「夢売るふたり」など、人間の心の暗部を鈍くえぐるようなオリジナル作品を生み出し、国内外で高い評価を獲得してきた映画監督・西川美和(にしかわ・みわ)さん(42)。最新作「永い言い訳」は、直木賞候補に挙がった自身の小説をみずから映画化した作品だ。主人公は、不慮の事故で突然妻を失った人気作家・幸夫(本木雅弘)。美容室を経営する妻・夏子(深津絵里)とは20年来の夫婦だが、ふたりの関係は冷え切っており、夏子が高校時代からの親友ゆきとスキー旅行に出発すると、すぐさま愛人を家に上げる始末。その翌朝、幸夫のもとに夏子がバス事故で亡くなったとの知らせが入る――。

自意識が高く、自己中心的。妻の死に面して一滴も涙を流さない幸夫。そんな人物像を西川監督は、「今までの作品の中でもっとも私自身に近い」と言う。映画監督としても、文筆家としても仕事ぶりを認められた西川監督が、幸夫の生きざまを通して新作映画に込めた意外な「引け目」とは?それは、監督と同じアラフォー世代の独身女性が抱く不安の真理をついていた。

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「子どもがいないまま生きてきた、都心で暮らす中年」

――幸夫は、自意識と自己愛は強いくせに自分に自信がない男で、私生活では「リスク」

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