10月に入ると、そろそろ紅葉が気になるもの。山の方はもう色づき始めたかな、北の方はどうだろう……?遠くの景色を思い、少しうずうずしてきます。
そういえば何年か前、どうしても行きたくなって、この時期に弾丸で奥入瀬渓流へ紅葉を見に行ったことがありました。東京から新幹線とバスを乗り継ぎ、約半日。「韓国へ行く方が早いんじゃないの?」というくらい時間がかかったのですが、現地はあいにくの雨……。
晴れていたらまた全然違う景色なんだろうなあ……と思いながらも、肌寒い雨の中、色づくブナ林を散歩して満足しました。
夜は十和田湖へ移動し、湖畔のホテルへ。おそらくバブル時代に建てられた、昔は豪華だったであろう古い建物でした。今は人もまばらで、ときおりグループ客とすれ違うくらいです。居酒屋を探しに街へ出ても、あたりは真っ暗で懐中電灯がないと怖いくらい。
お店もあまりないので、開いていた酒屋へ駆け込むと、青森の名酒、田酒が!作戦変更して、部屋でしんみり飲むことにしました。たまにはしんみり、お酒を飲みながら本を読むのもいいものです。
ところで、意外にも紅葉にはいまだ謎が多いそう。高校時代の担任が面白い生物の先生で、みずからも大学で研究をしている方でした。
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