くらし情報『「迷ったら無理に進まず、譲ること」田舎生活で教えられた、“お父さん”の精神論』

2016年12月10日 19:10

「迷ったら無理に進まず、譲ること」田舎生活で教えられた、“お父さん”の精神論

田舎暮らしに必須なのが交通手段の確保だ。数分おきに電車がやってくる都会と違い、今、私が暮らす村では電車は一時間に1本。どうしてもクルマが必需品となる。

東京時代、免許はほとんどペーパードライバーだった私には、引っ越してきて最初のハードルが運転だった。

目次

・深い霧の中、クルマで凍死の危機
・クルマにも人間のような「個性」がある
・田舎暮らしはイコール、クルマ社会


深い霧の中、クルマで凍死の危機

昨年の4月1日、立山町で最初にクルマを運転した日。東京時代、クルマを手放して10年近く経っていたので、久しぶりの運転だった。忘れもしないその日は、まるでホラー映画「ザ・フォッグ」のごとく、あたり一面に深い深い霧が立ち込めて、私は山に向かって家路を急ぐべく、恐る恐るハンドルを握った。

ようやくガレージに着き、ホッとしたのもつかの間、エンジンが切れない。いや、切ろうと思ってキーをまわすが、カーラジオが消えないのだ。「あれ?おかしいな」と思ってもう一度、キーをまわすがやはり、音楽は鳴り止まない。

4月と言えどもクルマの中は寒かった(いま思えば、暖房をつけていなかったせいだが、その時は、暖房のつけ方さえ知る由もなく)。途方に暮れた私は、家のすぐ裏にすむ白川のお母さんに電話をかけてSOSを求めた。携帯電話越しに「ああして、こうして」

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