くらし情報『母になったら人生終わりだと思ってた。理想の家族、そして養子という選択肢』

2017年3月10日 21:45

母になったら人生終わりだと思ってた。理想の家族、そして養子という選択肢

ママは赤ちゃんをカゴに入れてよく演奏会に行っていたそうです。彼女はダンスの先生で、毎年1ヵ月母国のメキシコで過ごすと決めていて、その期間は3人の子どもの世話は旦那さんが一手に引き受ける。

そんなふうにおたがいに何一つ諦めずにやっていたんです。

子どもの頃から「絶対に結婚なんかするもんか」と宣言していた私でしたが、このオーストラリアの旅が終わる頃には、「家族が欲しい」「そのために結婚しよう」と考えるようになっていました。

自分が産んだ子じゃなくても、育てられる

——帰国後、教会で出会ったアメリカ人の男性と結婚。34歳の時、長女が誕生します。実の娘を育てる中で、養子という選択をするための一つのきっかけがあったそうですね。

中村:実は娘を産んだ時、特に愛情が湧いたという実感がなかったんです。「ああ、やっと出てきた。これで自由になれる」というのが出産時の正直な気持ちでした。私に母性本能がないのか、母性本能そのものが神話なのかもしれませんね。

でも、育てるうちに、ただの「命のあるかたまり」だったものに、少しずつ愛情が湧いてきました。喜んだり、怒ったり、不快感を表現したり。やがてにっこりほほえんだり、声をあげて笑ったり。

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