
「働く女性」と言うと、すぐに「輝け」だの「仕事と家事の両立ができる女性が素晴らしい」と言われることが多い昨今。
「働くキラキラ女子」がメディアで取り上げられるたびに「私はできていない」「仕事と家事の両立なんて無理!」と自己嫌悪に陥ったり、不安に思ったりする人も多いのではないでしょうか?
大手化粧品メーカー「エイボン」のマーケティング本部で看板ブランド「ミッション」の商品開発を手がける関本由紀子さん(43)。31年目を迎える同社の基幹スキンケアブランド「ミッション Y」の開発責任者で、プライベートでは8歳と5歳の2児の母です。
……と、ここまで聞くと「ああ、やっぱりメディアで取り上げられるようなスーパーウーマンなのね」と思ってしまいますが、当の関本さんは「両立なんてできていませんし、子育ても人の手を借りてなんとか回している状態です」とキッパリ言います。
ウートピ世代の“先輩”にあたる関本さんに、ウートピ世代が不安や疑問に思っていることや日々抱えているモヤモヤをぶつけてきました。
「エイボン」の関本由紀子さん
人の手を借りて子育て
——このたびはインタビューを引き受けてくださり、ありがとうございます。
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