くらし情報『災害婚から5年が過ぎて…「この男の子供が欲しい」と直感してからの私の選択』

2017年6月29日 21:45

災害婚から5年が過ぎて…「この男の子供が欲しい」と直感してからの私の選択

と彼。その後も、彼は的確な指示を出し、キャリーバッグを抱えて青ざめた私を寺の境内へと誘導した。携帯電話がまったく使えない状況で、テレホンカードを手渡し、

「とりあえず実家に電話して安否を確認して!」

という。なんて頼もしいんだ!しかもテレカを今どき常備してるなんて!揺れが収まった後も、テキパキと動き、家の中の片づけをしてくれた。完全に惚れ直した。「ああ、この男と一生一緒にいたい」と思う前に、なぜか

「ああ、この男の子供が欲しい」

という気持ちが改めて体の底から湧いてきたのだった。

いわゆる震災婚

震災後、彼はちょくちょく東京に来てくれた。有事の際に私がまったく使えない人間であることが露呈したからだ。寂しさと不安もあって、眠れない日もあった。そこで、また私の悪い癖、「子供が欲しい病」の再発である。しかも、症状はかなり強い。まずはひとりで不妊治療専門のクリニックへ行き、39歳なのでスピード&効率優先主義であることを医師に伝えた。まだるっこしい検査をいくつも受けている時間的な余裕はないので、体外受精をしたいと。2回目は彼も一緒に行った。精子をとるためである。新幹線でやってきて、取精室なる個室にて、セルフで精子を絞り出す。

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