2018年12月20日 15:45
忘年会や飲み会で選びたい! 太りにくい鍋料理【糖尿病専門医に聞く】

年末年始の飲み会、歓送迎会、温まりたいときの自炊にと、鍋料理を食べる機会が増えてきました。鍋と言えばヘルシーでカロリーが低いイメージです。
糖尿病専門医で臨床内科専門医でもある福田正博医師によると、「実は鍋料理でも、種類や具材によってカロリーは大きく異なり、太りやすい具材や種類は多いのです。ヘルシーそうだからとなんでも入れてがつがつ食べていると、翌日には体重がかなり増えることになります」ということです。
『糖尿病は自分で治す!』(集英社)など複数の著書で「腹やせのための食べ方」を提案する福田医師に、詳しいお話を聞いてみました。
糖尿病専門医の福田正博先生
すき焼き、シメの麺やごはんでカロリー急増
はじめに福田医師は、「鍋料理は油を使わずに調理することが多いので、揚げ物や炒め物に比べて低カロリーだと勘違いしやすいと言えます。それゆれに油断して、濃い味付けや高カロリーの食材だと気づかないで食べすぎることになりがちです」と話し、太りやすい鍋料理とその食べ方について、2つのポイントを挙げます。
「まず、『すき焼きは高カロリー』であること、次に、『どんな鍋でも、シメにラーメン、うどん、ごはん、おもちをおかわりすると摂取カロリー急増する』ことを覚えておきましょう。
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