
「ちょうどいいブス」「女性のほうがコミュ力が高いから…」平成も終わろうとしているのに、いつまで誰かの価値観に振り回されなきゃいけないの?
ウートピでは、女性をめぐる自虐や我慢について、改めて問い直してみるキャンペーンを始めました。ちょうどいいブスをやめた人も、今まさに葛藤している人も。一緒に考えてみませんか?
今回は、漫画家の安彦麻理絵さんに寄稿していただきました。『ブ活はじめます』(宝島社)、『オンナノコウフクロン』(イースト・プレス)、『ババア★レッスン』(光文社)などでユーモアたっぷりに女性の”呪い”を解いてきた安彦さんが『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)を読んで思ったこととは——?
安彦麻理絵さん/撮影:面川雄大
女の憤りは山をも動かす
最近、なにかと話題になっている、お笑い芸人・山﨑ケイさん著『ちょうどいいブスのススメ』。ドラマ化されるにあたって、このタイトルや内容に(主に女性から)批判が殺到したらしい。それで急遽、ドラマのタイトルが、当たり障りのないものに変更されるという珍事件まで起きた。女の憤りは山をも動かす、という事か。
アマゾンのレビューを見れば、「参考になった」
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