2019年1月17日 15:01
めまいを緩和するセルフケア「ツボ押しヨガ」2つ【鍼灸師が教える】
刺激をすると頭、耳、肩への血流がアップし、めまいのほか、顔のむくみや頭痛、肩こり、耳鳴りの改善に働きます。
ヨガの「ラクダのポーズ」では頭と上半身の血流が促され、首の緊張がほぐれてめまいの緩和に作用します。また、頭痛や肩こり、猫背の改善にも期待ができます。
<ツボ「翳風」の位置>
耳たぶのうしろの骨のくぼみ。左右にあります。斜め上や前後左右に向けて、自分にとって響く方向に軽く、ひとさし指となか指をそろえて押しましょう。
①床に膝(ひざ)立ちをします。膝は骨盤程度の幅に開きましょう。
②両方の手のひとさし指となか指で左右の「翳風」のツボを刺激します。
③ ②のまま、目線を天井に向けながら、上半身を腰から後ろに反らします。3~5秒をキープしましょう。
④ ①の姿勢に戻りますが、その際、あごを引いて目線を正面に向けるように頭を戻してから、上半身をゆっくりと起こしましょう。
⑤ひと呼吸おいてから、2・3回くり返します。(2)ツボ「太渓(たいけい)」刺激&「ピラミッド」のポーズ
「太渓」は足のくるぶしのすぐそばにあるツボです。「太」は大きい、「渓」は渓谷のようなくぼみを意味し、刺激をすると、全身の血流を促進する、また水分の代謝や不安感を促す特効ツボと言われ、めまい、足腰の冷え、頭重感や頭痛を緩和します。
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