くらし情報『全身冷え、末端冷え、内臓冷え…「冷え」の体質を漢方薬で改善【専門医が教える】』

2019年2月3日 18:01

全身冷え、末端冷え、内臓冷え…「冷え」の体質を漢方薬で改善【専門医が教える】

(1)全身が強く冷える……気虚(ききょ)

東洋医学では、元気のもとである「気」のめぐりが悪化してエネルギーが不足している状態を「気虚」と呼びます。そのために基礎代謝が低下し、熱が産まれにくくて冷えが生じていると考えます。体力があまりなくて疲れやすい、風邪をひきやすい、食欲がない、胃腸が弱い、寒がりなどの症状をともないます。

・補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
「中」は胃腸を表わし、これを補って「気」を増やしてめぐりを促し、全身のパワーを高めるように働きかけます。体力がなく、元気がない、疲れやすい、胃腸の働きがよくないなどのときに向きます。

・人参養栄湯(にんじんようえいとう)
「気」と「血(けつ)」の両方を補い、滋養強壮作用や血流を改善する生薬が配合されています。体力が低下しているときに向き、冷え、貧血、寝汗、不安感、不眠、咳(せき)や痰(たん)など呼吸器の症状などがある場合に用います。

(2)手足の指先など末端が冷える……瘀血(おけつ)

東洋医学では、血流が悪化して血液が滞りがちな状態を「瘀血」と表現します。そのために熱が運ばれにくくなって手や足など体の末端が冷たくなり、便秘気味、月経痛、頭痛や肩こり、肌のくすみやシミ、肌あれなどをともないます。

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