2019年2月5日 21:01
同調圧力がしんどい…“末路本”が問いかける「幸せのカタチ」

お金を稼いでいる人や才能に恵まれて活躍している人、いつもたくさんの友達に囲まれている人を見て「羨ましい。それに引きかえ私は……」と落ち込んでしまう経験は誰にもあることなのでは?
でも、それってみんなが持っているように見えるから欲しいだけじゃないの?みんなにとっての幸せが自分の幸せとは限らないのでは?
2017年3月に出版された書籍『宝くじで1億円当たった人の末路』(日経BP社)のコミック版『マンガ 宝くじで1億円当たった人の末路』(同)が昨年末に発売され、シリーズ累計18万部を突破しました。
「宝くじで1億円当たった人」「『友達ゼロ』の人」「子どもを作らなかった人」の“末路”を追うことで、世間がイメージする「幸せのカタチ」に対して「それって本当?」と疑問を投げかけています。
“末路本”企画のきっかけは?自分にとっての幸せの見つけ方は?著者で「日経ビジネス」の副編集長でもある鈴木信行(すずき・のぶゆき)さんに前後半にわたってお話を伺いました。
著者で「日経ビジネス」副編集長の鈴木信行さん
人気の“末路”本、裏テーマは「同調圧力をぶっとばせ」
——『宝くじで1億円当たった人の末路』は電車の広告で見かけてまずタイトルにひきつけられました。
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