くらし情報『「自分とは関係ない」と思わないで。誰でも社会から孤立する可能性はある』

2019年4月12日 22:31

「自分とは関係ない」と思わないで。誰でも社会から孤立する可能性はある

犬山:それがむしろ加害者の今後のためにもなる側面もあるんですが。やっぱり制度的な問題が大きいんですね。私は昨年「こどものいのちはこどものもの」というプロジェクトチームを立ち上げたんですが、「児童虐待問題に取り組まない議員を私は支持しません」という声を同時にあげたんです。制度が足りないことで苦しんでいる子どもたちが、日本にはこんなにたくさんいる。そして、腹を立てている大人もこれだけたくさんいて、こんなにも国に変わって欲しいと願っている。その声を可視化したかったんです。

問題を自分ごと化するには自分の“加害者性”に向き合う

斉藤:制度の未整備も含めて、問題を「自分ごと化」できない人はすごく多いなと感じます。少し話は変わりますが、2年前話題になった『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)を執筆した際に、痴漢加害者についてのデータ約700例をまとめたことがあるんです。その結果、「4大卒・妻子持ち・会社員」というステータスの人が、もっとも痴漢や盗撮の加害者に多かったということがわかりました。私自身ももちろんここに当てはまる属性なんですが……。

犬山:意外な結果と受け止められそうですね。

斉藤:すると、そのデータに当てはまる男性たちが一斉にSNSで「いや、俺は絶対にそうはなりません」

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