くらし情報『目標は夫婦で長生き。いつか、ドナーになってくれた夫の最期に立ち会いたい』

2019年4月25日 21:01

目標は夫婦で長生き。いつか、ドナーになってくれた夫の最期に立ち会いたい

当時の夫の日記を読むと、かなりつらかったと書かれていました。

「移植は一人ではできません。普段は厳しく言うことはないのですが、その時はむちゃをしないでと伝えました」(AERA 2019年4月15日号より抜粋)

誌面の夫の言葉を見て、夫はどれほど胸を痛めたことか、心配してくれていたのかと申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

私たちは夫婦間腎移植という選択をしました。それは、生きるためです。夫婦で命を分けあって、1日でも1時間でも長く一緒にいるためでした。

私は今年、39歳になりました。加齢の影響で鏡の中の私は髪の毛が薄くなったり、ほうれい線が濃くなったりしています。ひとりの女性としては、なかなか切ないものですが、しかし同時にどこか嬉しさも感じるのです。着実に年齢を重ねていると実感できるからです。「おじいちゃん、おばあちゃんになっても一緒にいようね」。術後、夫となんどもこの言葉を確認し合いました。

それでも人生は続く

今も、相変わらず死について考えます。私の死より、いつか必ずやってくる夫との別れについてです。その瞬間を想像すると私はアニメ映画『カールじいさんの空飛ぶ家』を思い出します。

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