くらし情報『親を見る目が変わるかも…生まれ育った家族の話を聞くということ』

2019年5月8日 20:45

親を見る目が変わるかも…生まれ育った家族の話を聞くということ

本音と建前の社会の中で

武田:自分は今36歳で妻は34歳、2人だけで暮らしている家族構成の中で「少子高齢化は国難だ」とあちこちで言われると、社会からジッと見られている気がするんです。「どうすんの?」って。おそらく妻はその目線をもっと強く感じることが多いのかもしれません。でも、冷静に考えると、なんで、と思う。なぜ個人が少子高齢化という国難に挑まなければならないのかと。政策として社会の仕組みを整えることは彼らがやるべきことではありますが、こちらは少子高齢化解決のために生まれてきたわけではないし、そのために一緒にいるわけではありません。

酒井:もはや「産めよ殖やせよ」的なスローガンは、日本では掲げることはできません。「国が理想とする家族像」を示したいけれど、できないという状態ですよね。してはいけないことについては、国は法律という形で提示できますが、「これをしたほうがいいですよ」ということについては、戦争中のスローガンアレルギーがまだ続いているせいか、堂々と言えないのが日本。だからこそ真綿で首を絞めるような、気持ちの悪いアピールの仕方になっています。

武田:「必ず子どもは産んでください」という看板はたてられないので、街で角っこを曲がったときに見知らぬ人から「おい……産めよ」

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