くらし情報『40代で不整脈が起きて…。雁須磨子さんが『あした死ぬには、』を描いた理由』

2019年6月13日 19:45

40代で不整脈が起きて…。雁須磨子さんが『あした死ぬには、』を描いた理由

あれは、私が実際に体験したこと。“女性の加齢”は書きたいテーマとしてもともと持っていたけれど、自分が40代を迎えて不整脈を体験したとき、物語のディテールがぐっとクリアになりました。

(C)雁須磨子/太田出版

(C)雁須磨子/太田出版

——気になるテーマにリアリティもくわわって、実際に筆を執られた、と。

雁:そうですね。以前、アラサー女子のあれこれを『かよちゃんの荷物』(竹書房)という作品で描いたことがあるんです。あのときは私も30代だった。自分からそう遠くない世代の物語を描くほうが、入り込めるんだと思います。

置かれている状況が違うだけで、誰もが“地続き”

——ほんわかしたコメディタッチの『かよちゃんの荷物』と違って、『あした死ぬには、』はわりと静かでシリアスなトーンです。なんだか、ひたひたと溜まっていく水たまりのような……これはやっぱり、40代というテーマだからこそ、ですか?

雁:そうかもしれませんね。40代だってコメディにしようと思えばできるけれど、日常を淡々と描くつくりを意識しました。日々のなかに、30代ほど派手なドラマが多くないから、というのも関係しているかもしれません。

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