くらし情報『夏バテと間違えないで! 初夏から貧血が増える理由を専門医に聞きました【前編】』

2019年6月17日 20:45

夏バテと間違えないで! 初夏から貧血が増える理由を専門医に聞きました【前編】

と正木医師。

では、ヘモグロビンが少なくなる原因は何でしょうか。

「ヘモグロビンは血液中で酸素とくっついて(結合)全身を巡り、酸素をすみずみまで運ぶ役割があります。そのヘモグロビンのおもな成分は、鉄を含む『ヘム』という色素と『グロビン』というタンパク質です。体内の鉄が少ないと必然的にヘモグロビンも少なくなるため、全身に酸素を運びづらくなって酸素が不足し、多様な不調に見舞われるようになります。そこでこの病気を『鉄欠乏性貧血』と呼びます。

貧血が関わる病気はいくつかありますが、その80%以上が鉄欠乏性貧血であるため、一般に貧血というと、このタイプを指します。治療が必要な病気です」(正木医師)

貧血は血液量が減っているのではない

ときに、貧血は全身の血液の量が少ないのだと思われる場合がありますが、そうではなく、血液が薄い状態だとイメージしていいのでしょうか。

「そうです。脳貧血の場合は脳の血流不足であり、鉄欠乏性貧血の場合は、鉄が欠乏して血液中のヘモグロビンの濃度が薄くなり、酸欠状態で呼吸や血色の変化、血流悪化などによるつらい症状が出てくるわけです。全体の血液量が減るわけではありません」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.