くらし情報『残したくないものは「余計な人間関係」【幡野広志】』

2019年7月3日 21:01

残したくないものは「余計な人間関係」【幡野広志】

目次

・「あのときの後悔」をリベンジしようとする人たち
・人間関係のリセットと、声を上げる勇気
残したくないものは「余計な人間関係」【幡野広志】

2017年12月、自身が難治性のがんであることをブログで公表した、写真家の幡野広志さん。公表後、彼の元には、同じくがんを患った人々、そしていじめやDV、こころの病など、さまざまな生きづらさを抱えている多くの人々から、数千にも及ぶメッセージが寄せられたそうです。

幡野さんは、一人ひとりとメッセージをやりとりするうちに、彼らへの取材を思い立ちます。取材を通して、「生きづらさの根底にあるもの」を見極めようと決意します。

この取材をもとに誕生した著書、『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』(ポプラ社)について、「家族」「人間関係」「選びなおす」をテーマに、3回にわたってお話を伺いました。第2回目のテーマは「人間関係」です。

【第1回】生きづらさも生きやすさも根底には家族がある

「あのときの後悔」をリベンジしようとする人たち

——前回のお話で「人間関係をリセットした」とおっしゃっていました。リセットしたのは病気がきっかけなんですか?

幡野:病気がきっかけですね。ぼくは「やさしい虐待」と呼んでいるのですが、病気になると、よかれと思って好き勝手な話を押し付けてくる人がたくさんいるんです。

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