くらし情報『残したくないものは「余計な人間関係」【幡野広志】』

2019年7月3日 21:01

残したくないものは「余計な人間関係」【幡野広志】

幡野:壺が2つ、お守りが8個目になったくらいのときに、さすがに我慢できなくなって「迷惑」って言っちゃいましたね。ほかにもキノコとかサプリメントとか、お茶とかオイルとか、とにかくいっぱい送られてくるんですけど、耐えられなくなったんです。

——相手は善意のつもりでも。

幡野:だって、どう考えたってへんなキノコよりもAmazonギフト券のほうがうれしいじゃないですか(笑)。入院中に必要なものって、意外とたくさんあるので。キノコを何十個もらっても誰も幸せにならないし、売っている会社が儲かるだけなので。これはちゃんと言ったほうがいいな、って思いましたね。

——それで救われた人は多いんじゃないかな。患者さんもそうだけど、今までそういうものを贈ってた側の人たちも。

幡野:そうですね。当事者からの発信が足りなかったんですよね。

たとえば今、LGBTまわりのことって、すごく理解が進んでるじゃないですか。それは周囲の人たちが声を上げてくれたからではなくて、当事者たちが勇気を持って発信したからだと思うんですよね。

だから、がんでも、ほかの病気でも、いろんな社会問題も、まずは当事者たちが勇気を持って発信していくこと。

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