くらし情報『“普通”ができない私はダメですか? 不登校の高校生だった私にいま伝えたいこと』

2019年7月19日 20:45

“普通”ができない私はダメですか? 不登校の高校生だった私にいま伝えたいこと

と素朴な疑問を教員に投げかけてみたんですけど、「先生に楯突くなんて!」と怒鳴られました。楯突いたのではなく、納得したかっただけなんですけどね。

——今だったら、体罰でニュースになりそう。不登校以外の手段はなかったのでしょうか。

田中:「社会のおかしさ」に気づいても、当時の私には他に抵抗する手段を持っていませんでした。大人になった今なら、例えば会社の制度にどうしても納得できない場合は転職や独立も考えられるけれど、あのときは「不登校」が精一杯だった。

でも今では、「不登校は自分の価値観を守るために必要なことだった」と思っているんです。家族に心配や迷惑をかけてしまった罪悪感はありますが、あのときレールを外れたからこそ、自分の感覚を信じていいんだと素直に思えるようになりました。

「私は大丈夫だ」と確認したい

——周りの友達に合わせて波風を立てないほうがラクかもしれない、と思うことはありませんでしたか?

田中:思ったことはあります。でも、流されるほうが怖かったですね。周りは保守的で、失敗したりレールを踏み外したりしないで、「まっとうな」食いっぱぐれのない人生を目指しているようでした。でも、それってすごく原始的な生き方に見えてしまって。

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