くらし情報『強い女がまだまだ足りない…月9、CM、電通レベルから変わらないといけない』

2019年8月30日 21:01

強い女がまだまだ足りない…月9、CM、電通レベルから変わらないといけない

目次

・ジャンヌ・ダルクが高枕で寝ている話が必要
・うるさいくらい世界の中心で“フェミ”を叫んでいい
強い女がまだまだ足りない…月9、CM、電通レベルから変わらないといけない

「周りに求められるまま振舞っていても、時代はよくなりません」

柚木麻子さんの小説『マジカルグランマ』(朝日新聞出版)に登場するのは「理想の日本のおばあちゃん」だ。元女優の主人公・正子は75歳。きれいな白髪&着物姿に柔和な笑顔を浮かべて芸能界に再デビューするものの夫の死をきっかけに仮面夫婦だったことがバレ、世間から手のひらを返すような仕打ちを受ける……。

冒頭のセリフは「理想のおばあちゃん(マジカルグランマ)」から脱皮し、本当に自分が望む人生を突進する正子の言葉。

私たちもいつの間にか、「母親らしく」「老人らしく」「女らしく」と、他者が望む「~らしく」という理想像を引き受けて、周りや世間に都合良く振る舞ってはいないだろうか?

これまでも、今の社会や女性が直面している問題を物語に落とし込んで描いてきた柚木さんに、3回にわたってお話を聞きました。

ジャンヌ・ダルクが高枕で寝ている話が必要

——柚木さんの作品には、今の社会や女性が直面している問題を物語に落とし込んだものが多いですよね。文学を通して問題提起をしなければという義務感のようなものをお持ちなのですか?

柚木麻子さん(以下、柚木)

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