くらし情報『「女は数学が苦手」のウソ “ステレオタイプ脅威”に惑わされないで【荒川和久×中野信子】』

2019年9月4日 21:00

「女は数学が苦手」のウソ “ステレオタイプ脅威”に惑わされないで【荒川和久×中野信子】

荒川:女性の特性だと言われていたものが、当てはまらないことが多いですよね。

中野:非常に良い傾向だと思います。というのは、みなさん、血液型などで性格診断をしたりしますよね?その診断結果で言われた性格に無意識に寄せちゃう結果、不都合が起きるといった現象のことを「ステレオタイプ脅威」と言うのですが。血液型と性格は相関関係がないと分かっているのに、A型は几帳面、神経質と言われると、自分がそうであると思い込んでしまい、自然とそのように振る舞ってしまうんです。

「ステレオタイプ脅威」は、男女の性別の差についても多々見受けられます。例えば、頭の中で地図を回すことができるかという「メンタルローテーション」のテストをやると、確かに女性は男性よりも平均点が低いんですね。しかしそれは、事前に性別を女性に意識させる操作をしたためであるとされています。女性であることを意識させただけで、本来取れたはずの点数よりも下がってしまうということが分かっているんです。

女性はこういうものだと思わされ、「数学はできてはいけない」、「数学ができたらモテない」などと、いわば自分で自分に呪いをかけるのが「ステレオタイプ脅威」

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