くらし情報『「男の子だから泣くんじゃない」と言われて育った大人がつまずく問題』

2019年9月9日 20:45

「男の子だから泣くんじゃない」と言われて育った大人がつまずく問題

せっかくなので、自分の人生を振り返ってみてもいいんじゃないかなと思います。

西野:そうですね。私は大学時代、ナチズムについて勉強をしていたのでルースが自身の両親の消息を辿るシーンに心が揺れました。ホロコーストは、ユダヤ人を人じゃなく扱っていたのだなと再確認しましたね。たとえば、髪の毛を資源として扱う、とか。そういう恐ろしい考えもあった中で、ルース先生の紙一重の運命に背筋が寒くなりましたし、死を隣に感じていた人だからこその強さというのがあるのかなと思いました。

田中:それはすごく感じますよね。この映画の中で強調されていることは、教育の大切さです。ルースは、第二次世界大戦中に少女時代を過ごしますが、疎開先で「女の子だから」という理由で勉強させてもらえなかった。けれども、彼女は同じ施設にいたボーイフレンドの本を借りて、夜な夜な一生懸命に勉強を続けます。それが礎となって将来に繋がっていくわけです。

西野:素晴らしいですよね。
田中:それから、50歳を過ぎて大躍進するところもいいなと思いました。なぜ彼女にチャンスが巡ってきたかというと、彼女が学ぶことを止めなかったから。その努力が花開いて、現在の活躍があるわけですよね。

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