くらし情報『「勃起するフェミニスト」と呼ばれた20代。ゲスな欲望と向き合って見えたもの』

2019年10月11日 09:45

「勃起するフェミニスト」と呼ばれた20代。ゲスな欲望と向き合って見えたもの

という気持ちは満たされなかったんですよね、きっと。清田さんの本の中にもありましたけど、射精して身体的に得られる快楽とは違う、本当は誰かと触れ合いたいという欲求をうまく言語化できなかった。

一徹:そうです、そうです!困っちゃいましたよね。

清田:あの感じ、なんなんですかね。みんなはすごい楽しいこと、気持ちいいことをやってる気がして、そんな中でオナニーばっかしている自分は何も満たされないみたいな。

一徹:そう、だから自分は何かが欠けている人間なのかなって思ってたんですよ。当時と比べて今は逆に初めての性交年齢がだいぶ後退していて、20歳以上で童貞処女の方もざらにいますし、「恋愛する必要がない」という方も増えてきた。あのころの自分に比べて、すごく生きやすくなったんだろうなって思います。清田:そうか、当時のほうが「恋人がいないやつはダメなやつ」という圧力が強かったかもしれませんね。

一徹:少なくとも、僕の中にはすごくありました。

清田:わかります。SNSとかも普及してなくて、「恋愛しなくても楽しく生きられるんだ」っていうオルタナティブなモデルが全然なかったですよね。自分の観測範囲では、ドラマでもマンガでも映画でも雑誌でも、恋愛至上主義的な価値観が支配的でした。

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