くらし情報『娘であり、妻であり、母である…映画『真実』で是枝監督が宮﨑あおいに抱いた確信』

2019年10月15日 20:45

娘であり、妻であり、母である…映画『真実』で是枝監督が宮﨑あおいに抱いた確信

って何だと思いますか?

宮﨑:真実って人それぞれなので、自分が信じたいと思ったものがその人にとっての「真実」になるんだと思います。

是枝:難しいよね。3回に1回くらい、この質問をされるのですが、毎回ちゃんと答えられないんです。

今回の話は、母親が書いた自伝が嘘(うそ)だらけと怒った娘が、里帰りをしたことで、自分で気付いていない嘘(うそ)や目を背けていたものに気付く。娘は自分が実家に帰ってきた本当の理由すら自分では気付いていなかった。その先に、彼女が自分と母親との関係における「真実」をどうやって手にするのかというお話で、リュミールが自分史を書き直す話でもあるんですよね。

今回、ファビエンヌが書いた自伝はリュミールから見たら嘘(うそ)ばかりかもしれないけれど、もしかしたらファビエンヌが本当は娘にしたかったことを書いているのかもしれない。そうしたかったという気持ち自体は真実なんですよね。そういう捉え方ができると母と娘はやり直すことができるのかもしれないですね。

映画『真実』
10月11日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開

原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/ジュリエット・ビノシュ/イーサン・ホーク/リュディヴィーヌ・サニエ
撮影:エリック・ゴーティエ
配給:ギャガ(C)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.