くらし情報『ホワイトニング用、香料入り、フッ素化合…むし歯と口臭ケアアイテムの選び方【歯科医が答える】』

2019年10月31日 14:55

ホワイトニング用、香料入り、フッ素化合…むし歯と口臭ケアアイテムの選び方【歯科医が答える】

ただし、研磨剤はそういった着色や汚れを落とすのと同時に、歯の表面の保護膜と言える硬い「エナメル質」の部分まで削り落とすことがあります。

歯のエナメル質の下には、神経につながる柔らかい「象牙(ぞうげ)質」と呼ぶ層があります。エナメル質が傷つくと象牙質も削られて刺激が神経に伝わりやすくなり、ちょっとしたことで痛みを感じる象牙質知覚過敏症になる可能性があります。

たとえば、陶器を研磨剤入りの洗剤で磨くことをイメージしてください。洗った瞬間はきれいになったように見えますが、やがてどんどん汚れや色素が取れにくくなります。陶器の表面には、研磨剤の摩擦で微細な穴や傷ができて、そこに汚れが付着していくからです。

歯も同様に、研磨剤との摩擦でエナメル質に傷がつき、そこに汚れ付着して、いずれはかえって汚れが目立つようになります。

とくに、歯の根元のエナメル質は薄くてはがれ落ちやすいので、歯周ポケットに研磨剤が詰まることがあります。歯周病の人は研磨剤入りの歯磨き剤は避けましょう。研磨剤の成分は、炭酸カルシウム・リン酸水素ナトリウム・無水ケイ酸などです。「清掃剤」と表記されていることもあるので注意しましょう。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2020 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.